舞台芸術は、人間教育、人間形成の上にとって、
とてもバランスのよい育みであると考えています。
人生が舞台。
人が生きる道、人生そのものが舞台。
人生は感動劇場。
スポットライトを浴びるときもあれば、
光のない舞台の袖でじっと時を待つときもある。
どんなシーンもしっかりと心に刻まれてゆく
大切な感動劇場の一コマ一コマなのである。
陰で支えてくれる人がいて、あたたかく見守ってくれている人がいる。
舞台はまた、人生の縮図。
演じる人がいて、陰で支える人がいて、見る人がいる。
舞台づくりは、人生ドラマそのものである。
舞台を通じてあらゆることを体検して人とかかわり
取り組むことで互いの心が耕されていき
人間力、生きる底力が養われてゆく。
舞台創造体験することは
自分人生を初めて客観的に観れる
最高の教育現場であろう。
教育とは、響きあって育くむもの。
そう思い、いま自由に伸びる子どもらの可能性を、
この舞台創造の現場を通じて子どもらの日常性の中で
活かしたいと各地域のこどもらと活動を続けてきました。
これからは教育機関の中でも、生きる力が育まれる真のいのちの教育が積極的に取り入れられるべきであろう。
毎日過ごす時間の多い学校(小学校・中学校・高校)の中で、舞台づくりを体験できる創造芸術の科目が取り入れられることが一日も早く訪れることを祈っています。
教育現場の中で、表現の喜びをこどもたちに伝えていくことを夢見ている。
なぜなら、止むに止まれぬ心の表現こそが
人生そのものだから、、。
人生は、表現である。
その表現を楽しむ時間をこどもらと喜びあいたい。
教育機関の中で、同じ志のある人に
縁が繋がれてゆくことを祈っています。